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医療技術部門

薬剤科

部門紹介

東埼玉総合病院 薬剤科の紹介ページにようこそ。薬剤科は19名の薬剤師と8名の調剤補助者で業務にあたっています。

病院薬剤師の業務はこの数年で大きく変化し、「お薬を作って患者へ交付する」だけでなく「医師へ処方提案を行い、患者へ適切な医療を提供する」という業務にシフトしてきています。

私たちは、

  1. 患者の立場になって考える
  2. 明るく笑顔で患者に接する
  3. 日々研鑽

これらを科員みなの共通使命とし、日々業務にあたっています。
また、中小病院であるからこそ患者さんとの距離が近く、医師・看護師などのメディカルスタッフとのコミュニケーションがとりやすいというメリットも活かし、地域の皆さまへの貢献を考えております。

薬剤科長 藤野

業務の特色

では、当薬剤科の業務の特色をご紹介します。

1 院内調剤薬局です

・調剤ミスを防ぐためにバーコードリーダーでの錠剤の読みとりを行い、3回のチェックを行って患者さんにお薬が交付されます。その調剤情報はコンピューターで管理され、患者さんからの問い合わせに対応することができます。

・外来処方せんには、検査値などの情報が記載されています。必要に応じて確認を行い医師への処方提案を行っています。疑義照会、プレアボイド報告は毎月30件以上に及びます。

・ポリファーマシーの改善へむけた取り組みとして、残薬確認が必要な患者さんと相談しながら、医師と共に薬剤の調整を行っています。特にお年寄りは7剤以上の薬剤を超えると副作用が多くでるという報告もあります。

・当院は、積極的にジェネリック薬を採用しています。しかし、昨今流通が不安定なジェネリック薬もあり、採用薬によってはご希望に沿えない場合もございます。ご不明な点がございましたら薬局窓口までご相談ください。

訪問診療では、院外処方で対応しています。
保険薬局様で、使用していただくための書類は下記の通りとなります。
①訪問薬剤管理指導依頼書・情報提供書 
②トレーシングレポート(服薬状況等提供書)

2 抗がん剤投与患者への全例の服薬指導

・内服や注射での抗がん剤による治療が始まる前には患者さんとまたご家族と薬剤師、看護師との面談を行います。お薬の効果や副作用、費用面のご質問を受けるだけでなく精神面のフォローを看護師と行うことで、治療を安心して進めていただけるようにしています。

・さらに、初めて抗がん剤をうけたあとの次の診察の前には薬局に寄っていただき、前回の抗がん剤治療のあとご自宅での状況をお聞きます。(診察前薬剤師問診外来) その情報は薬剤師から医師に伝えられ、2回目以降の抗がん剤治療がスムーズに進められます。

・外来での点滴治療では「外来化学療法室」においてベットサイドに薬剤師が参ります。そこで、抗がん剤のことだけでなく、吐き気止めや痛み止めの相談にのっています。必要に応じて医師にその情報を伝えて適切なお薬を提案しています。

・患者さんからの24時間の抗がん剤治療での副作用等に対する電話相談に対応する体制をとっています。電話される際は、お手元に診察券をご用意ください。

がん治療レジメン情報の掲載について

当院で行っている抗がん剤治療レジメンは、患者様が地域保険薬局におかかりになる場合の情報として公開しています。
公開するレジメンは標準的なものであり、患者様の状態により抗がん剤の量はスケジュールは変更される場合があります。

患者様より有害事象などの情報が得られた場合はトレーシングレポート(体裁は問いません)により報告をお願いします。
緊急性がある場合は直接病院にご連絡下さい。(病院代表電話 0480-40-1311

3 入院中もベットサイドにうかがって服薬指導を行います。(全入院患者対象)

・入院時は、いままで服用されていたお薬の情報を入手し、医師へ伝えます。お薬手帳や患者さんやご家族へのインタビューをし、服薬情報を正確に知り得ることで入院中の投薬設計へよい提案ができます。

・ご自宅へ帰ってもきちんと服薬自己管理ができるように、できるだけ入院中もご自身で服薬が正確にできるようにお手伝いします。場合によっては、一包化によるお薬の管理をご提案させていただきます。

4 院内でのチーム医療へ積極的に関わっています

・感染制御対策チーム(AST)では、適切な抗菌薬の投与を医師と共に提案し、抗生剤の使用方法についてカンファレンスを行っています。特に多剤耐性緑膿菌の発生抑制を目的として、広域抗菌薬の使用にはチェックをかけています。

・薬剤科内での緩和カンファレンスも行っています。外来、入院問わず麻薬使用患者の中でも薬剤師の介入が必要な例に関しては積極的に処方提案を医師に行い、患者さんが安心して麻薬などの鎮痛薬を使用できるように相談にのっています。

・医療安全では毎月薬剤科内でリスクタイムを開いて皆で業務改善のアイディアを話し合っています。振り返りも大切で、きめたルールが守られているか3か月後、6か月後の状況をリスク委員が確認します。

5 新人教育

当院薬剤部の新人教育プログラムでは約1年かけて一通りの業務をじっくり学ぶことができます。はじめは分からなくでも大丈夫です。院内調剤病院だからこそ、処方監査をしっかり学ぶことができ、処方意図を考えながら用法用量等の知識を身につけられます。先輩薬剤師の指導をうけて、疑義照会を行っていくうちに病棟業務ができるスキルが身についていきます。

習得のイメージ

実務実習・施設見学受付中

当院では、医療における最適な薬物療法の提供、服薬指導、医療安全対策などの幅広い分野において、医療の担い手としてその役割を果たすことができるよう、薬学的専門知識に加えて、臨床に係る実践的能力スキルが身につけられるようなカリキュラムを組んでおります。
電子カルテによるオーダリングシステムや、システム化された薬品管理など当院の特色を生かした実習をしていただき、モデルコアカリキュラムに沿った薬学実習を受けて頂くことが可能です。
さらに、法人関連施設の見学もスケジュールに盛り込むなど、最近の多様化する病院薬剤師の職務を知って頂くことができます。
随時ご見学、ご質問をお受けしております。詳しくは管理部総務課 採用担当までお問い合わせください(TEL:0480-40-1311)。

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